あしたは、たのしみな日。
女の子は、新しくできたおともだちと、
はじめて いっしょに あそぶ 約束をしています。
けれど、ひとつだけ なやみごとがありました。
「どんな お洋服を きていこう……?」
鏡のまえに立っても、
どれも なんだか ちがう気がします。
「わたしに ぴったりの かわいい お洋服って……
どんなのかしら?」
そうつぶやきながら、
いつしか 女の子は ベッドの上で うとうと 眠ってしまいました。
ふと 目をひらくと、
まぶしい光と 花の香りがします。
リリコワンダーランドの 街の広場に、
小さなお店が ぽつんと 立っていました。
“Chérierobe”
金色の看板が、やわらかく 光っています。
ドアをあけると、チリン……と ベルが鳴りました。