Our Philosophy
― 日常に、物語の余白を ―
LIRICOが大切にしてきた
「不思議で素敵なことが起こる物語」から生まれた、
日常に寄り添う子ども服のブランドです。
特別な日だけではなく、いつもの毎日の中にも、
小さなときめきや夢を感じてほしい。
そんな想いから、Chérierobeは生まれました。
私たちが大切にしているのは、
子ども自身の「好き」という気持ちです。
かわいいと思うこと、着てみたいと思うこと、
少し誇らしい気持ちになること。
服は、誰かのために着るものではなく、
自分の心がふっと弾む、その瞬間のためにある。
Chérierobeは、そう考えています。
日常と物語のあいだで、やさしく寄り添う一着を。
今日も、あなたの「好き」という気持ちが、
大切にされますように。
Chérierobe
Designer’s Story
― 記憶の中の、美しいものたち ―
Designer : Chikako Yonemoto
幼い日の記憶をたどると、
そこにはいつも「美しいもの」がありました。
母は西洋のインテリアが好きで、
家具も食器も、ひとつひとつ選ぶ時間を大切にする人でした。
その横で育った私は、気づけば細部まで丁寧に作られた服を着せられ、
それが当たり前のように“良いもの”に触れてきたのだと、
今になって感じます。
朝の時間は、いつも音と香りで満ちていました。
控えめに流れるピアノの音色、
焼きたてのパンの匂い、
立ちのぼるコーヒーの湯気。
特別なわけではないのに、
不思議と深く記憶に残っている風景です。
新聞を開く父の音、
白いエプロンに身を包んだ母の姿も、
今思えば、あの頃の私の中に静かに積み重なっていった
「一枚の絵」のようでした。
誕生日には、フランス人形や花のモチーフの陶器。
当時の私には少し背伸びに感じられた贈り物でしたが、
今思えば、あのひとつひとつが、
幼い私の中にそっと
“美しい形”を積み重ねてくれていたのだと思います。
クリスマスは、
家の中でいちばん輝く季節でした。
きらきらと光るツリー、
枕元に置かれたプレゼント。
そしてその包みの中には、
いつも“わたしの好きなもの”が必ず入っていました。
夜になると、
父が絵本を読んでくれたり、
眠れない夜に優しい子守唄を口ずさんでくれたり。
ゆっくり流れる
時間の温度まで、
今もはっきり思い出せます。
ふり返れば、
あの日々が、今の私の世界観の土台になっています。
西洋の物語に惹かれる理由も、
装飾のひとつひとつに心を寄せる感覚も、
子どもの頃に見て、触れて、聞いてきたものが
静かに育ててくれた感性なのだと感じます。
そして、
私のデザインにそっと漂う
“物語のひかり”は、
幼少期のあのあたたかい時間から、
静かに続いている
道の先にあるのかもしれません。
Craftsmanship
― 物語を、かたちにする ―
Cherierobeのものづくりは、
ひとつの物語から始まります。
頭の中に思い描いた世界観を、
ただのイメージで終わらせるのではなく、
実際に身にまとうことのできる
「一着のかたち」へと落とし込んでいくこと。
オリジナルのプリントや図案は、
物語の空気や色彩を写し取るためのもの。
シルエットは、
世界観がもっとも美しく立ち上がる
バランスを探りながら設計されています。
フリルや切り替え、
一見すると複雑に見えるディテールも、
その世界を正確に表現するために
欠かせない要素です。
それらを成立させるために、
縫製や仕立てには
細やかな技術と手間が重ねられています。